2016年11月30日水曜日

ゼロの激震, 安生正

宝島社 2016/4/22

発端は東京湾浦安沖でのマントル層まで達する深さ50kmの深層掘削による地熱発電計画。ドリリングではなく、地下トンネルを掘るシールドマシン『ガイア』で鉛直方向に掘削する直径200mの立坑掘削。600度の高温に耐えられる。
掘削開始から9年後に、2000万キロワットの東京湾第一発電所バベルシステムの稼働が開始される。

この立坑掘削中に発見された関東フラグメントは多孔質な破砕帯である。そこに石炭ガス化複合発電である京葉第三火力発電所から排出される二酸化炭素を貯留する計画が密かに進められていた・・・。

書評
http://ameblo.jp/sp1023/entry-12159916064.html

0 件のコメント:

コメントを投稿